プロフィール
イタリア・サレルノ出身。国立ボローニャ大学音楽研究科修了(音楽史専攻)。国立ボローニャ音楽院作曲科卒業。ペーザロのロッシーニ協会で音楽文献学を研究。
グスタフ・クーン、エルヴィン・アチェル、アラン・フランシス各氏のもとで指揮法を学ぶ。
ピエモンテ・フィルハーモニー管弦楽団(イタリア)常任指揮者。
これまで、イタリア・フランス・ドイツ・スイス・スペイン・ハンガリー・アメリカ合衆国・オーストラリアの劇場で指揮したオペラとして、下記作品が挙げられる。
『セヴィリアの理髪師』『ノルマ』『夢遊病の娘』『愛の妙薬』『ルチア』
『ドン・パスクワーレ』『エルナーニ』『マクベス』『シモン・ボッカネグラ』
『ルイザ・ミラー』『リゴレット』『吟遊詩人』『椿姫』『フォルスタッフ』
『妖精ヴィッリ』『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』『西部の娘』
『トゥーランドット』『田舎騎士道』『道化師』『ドン・ジョヴァンニ』
『フィガロの結婚』ボッテジーニ作曲『エロとレアンドロ』
パイジエッロ作曲『奥様女中』『カルメン』『真珠採り』
『オルフェオとエウリディケ(1774年版)』
『エロとレアンドロ』は2011年にDVDが出版された。
声楽演奏解釈のマスタークラスを、イタリア各地の劇場や音楽学校のほか、オランダ・ドルドレヒトの「ベルカント・フェスティバル」、フランス・パリ高等音楽院でも指導する。
アンセルモ・コルツァーニ国際イタリア声楽コンコルソ(ブドリオ市立劇場主催)芸術監督。毎年、世界的ソプラノ歌手、ジューン・アンダーソン氏とともに同コンコルソ入賞者のための実技講習会を指導、修了演奏会を指揮。
2011年、ブドリオ市立劇場でジューン・アンダーソン氏の個人リサイタルを企画・指揮。
著書に「ステファノ・パヴェージの生涯と作品」(ルッカ リム出版社 2016年)がある。
日本イタリア声楽教育アカデミー会員。